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命短し、恋せよ乙女  第一話

君は僕の太陽だ その2

日はまた昇る、僕の太陽は別の人を照らし始めた・・・。
その話を聞いたのは、別のバイト仲間からだった。
「彼女、店長と付き合ってるらしいよ」
僕は、僕の太陽を手放してしまった事を知った。

その事を聞いた夜のシフトは君と二人だった。
「・・・聞かれましたよね? ごめんなさい・・・。」
沈黙の空気は冷たく、僕は何も言えなかった。

誰かを照らす太陽ほど眩しく感じてしまう。
大切な物は、いつだって失くしてから気付くのだ。
その日から明るく振舞うようにした。

中間試験が近いある夏の日、君は明るく話しかけてきた。
「英語が全然わからなくて・・・教えてもらえますか?」
僕は友達だと思ってた、自分にそう言い聞かせていた。

中間試験も終わり、何とか追試は免れたようだ。
毎日のように続いた家庭教師も今日で終わり。
そう思うと急に寂しくなった。
「この10cmの距離が、永遠の距離のようだね。」
吸い込まれそうな君の瞳を見ながら、そう言った。

突然、その距離が埋まった。
どちらが近づいたのか、もう憶えてはいない。
その日、最初で最後のキスをした。

さよなら、僕の太陽。
日のあたる場所へ、僕は行くよ。
明けない夜など無いのだから・・・。


おわり

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21時から24時頃 ※2016.04.24開始
プロフィール

ダンピール

Author:ダンピール
月明かりの下で
( ´・ノェ・)コッソリ
生きている人です。

ダンピールが訛(なま)って
ダンボーと呼ばれたりしますw

ちなみに綴りはDHAMPIR

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